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世界の常識!食べ物が歯を鍛える!? |
硬いものを食べれば歯が丈夫になることは、今や世界の常識ですが、甘いものや
柔らかくておいしいものの誘惑にはなかなかかてないものですよね。
ヒラメとカレイの見分け方としては顔の位置から『左ヒラメに右カレイ』というのが有名
ですが、実はカレイの仲間には左側に顔があるものもいるため、この方法が通用しないこともあります。そこで見分け方としてあげら
れるのが、歯の違いなのです。ヒラメの歯は大きく尖っていて、カレイは小さい、これは、それぞれの食べ物によって歯が変化しているからです。
ヒラメはイワシやアジを食べるので大きくて強い歯を持っていますが、カレイはイワムシやゴカイを食べているので小さな歯をしています。
歯の違いは顔の違いにも現れており、ヒラメは口が裂けた怖い顔で”おおくち”。などとも呼ぱれますが、カレイはおちょぼ口で
優しい顔で、”くちぼそ”などと呼ばれることもあります。
食べ物が歯を鍛えるというのは、人間の世界にもあてはまります。ナイジェリアの子供たちは
虫歯のある子が日本に比べてはるかに少なく、しかも強いということが調査(※)によって知られています。
資料によると、当時の日本の子供たちは約95%がむし歯を持っていましたが、ナイジェリア
では多くても約15〜20%だったそうです。ナイジェリアの子供たちの健康な歯の秘訣は、硬いもをよく噛んで食べること。
食卓に上るメニューは、魚の干物や燻製、肉は放し飼いの牛や鶏の硬い肉で、焼くかあるいは煮たものを丸かじりするだけでした。
彼らが50歳までに失う歯は平均1本以下。日本人が平均5.8本失っていることから比べるとナイジェリア人が健康で強靭な歯の持ち主であることが
よくわかります。
またチペットでは、生後2〜3ヶ月の子供に肉の丸ゆでしたものをおやつ代わりに与えて、歯ぐきを鍛えているそうです。
「そんな乱暴な!」と日本のお母さんなら激怒しそうな話ですが、おっぱいが欲しくてお腹かのすいている赤ちゃんは、与え
られた肉の塊にむしゃぶりついて、しきりにジュージューと肉汁を吸い、まだ歯の生えていない歯ぐきで噛みつき、
顎を動かして噛む運動をくり返します。このことは乳離れができて歯ぐきを鍛え、顎を動かす機能を発達させます。
また、自分の手で食べ物をつかんで飢えを満たすという行為が心理的にも頭脳の発達によい影響を及ぼし、
自立を促すといういいことずくめのものなのです。
このように硬いものをよく噛んで食べることは、むし歯をなくし健康な体を作るだけでなく、顔の
形・表情や子供の成長・発達にまで影響を及ぼす重要なことなのです。昔の人が硬いものを食べて
健康な歯を維持していたのに対し、現代人にむし歯が多いのは、やはり食生活が変わったことが原因です。
健康な歯でよく噛んで食べることは、結果的に歯や体の健康を増進します。そのためにも、まずは日頃から歯の健康に十分気をつけたいものです。
※ 東京医科歯科大学とナイジェリアの医学部歯科学部との共同で、ナイジェリアの学童と成人の歯科疾愚の実態を調査したもの。
1980年から1991年に3回にわたって実施
参考資料:http://leo.or.jp/Dr。okazaki/omosiro/omosiro.html
http://www.synapse.ne.jp/
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