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キシリトールとリカルデント

2019年1月30日

こんにちは。おおたかの森みわ歯科矯正歯科 副院長の三輪です。

コンビニやスーパーでよく目にするキシリトールガムとリカルデントガム。これらの違いわかりますか?

キシリトールは、天然素材の甘味料で、主にフィンランドで作られています。むし歯菌(ミュータンス菌)が、キシリトールからむし歯の原因となる酸を作れないためむし歯ができにくい、というのがその一番の特徴です。さらに、ミュータンス菌自体も、エネルギー源でもある酸が作れないので、成長・増殖が阻害され、徐々に数が減少していきます。また、キシリトールの甘さは、唾液の分泌を促し、歯の脱灰を抑え、再石灰化を進めるといわれています。

一方、リカルデントは甘味料ではなく、ほぼ無味無臭の添加物です。リカルデントのガムの甘さは他の成分で出していて、キシリトールが使われていることも多いです。牛乳に含まれる成分から作られた天然由来成分で、CPP-ACP(カゼインホスホペプチド- 非結晶リン酸カルシウム複合体)と表されます。その特徴は、歯のエナメル質がカルシウムやリン酸塩を取り込みやすくし、歯の再石灰化を促進し、再石灰化した部位の酸に対する抵抗力を高めることです。ごく初期のむし歯であれば修復してくれます。

むし歯菌のはたらきを抑制し、菌の数を減少させるキシリトール

歯の再石灰化を促進し、抵抗力を高めるリカルデント。

その違いから、状況によって使い分けましょう!!

例えば、妊娠中育児中のお母さんは、キシリトールガムを噛んでお口のなかのむし歯菌を減らすことが出来れば、お子さんへ虫歯菌が感染する可能性を低くできます。

初期むし歯(歯の表面が溶かされて、白く濁ってきます)がある方は、リカルデントを使うと、再石灰化を促進する効果で修復できるかもしれません。

当医院には歯科専用キシリトール商品がたくさんおいてあります。ご興味がある方はぜひ受付に声をかけてみてください。